便秘には炭酸水が効果的?

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便秘には炭酸水が効果的って本当?

便秘解消には、炭酸水がよく効く!

 

・・・という話は、便秘で悩まれる方なら一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。

 

炭酸水には炭酸が含まれており、人が身体に炭酸を摂取すると腸が刺激され、蠕動運動(ぜんどううんどう)がおこります。

 

蠕動運動とは、腸が伸びたり縮んだりしながら便を排出する動きのことです。

 

この蠕動運動が活発になることで、便秘の解消につながり炭酸水が便秘に効くと言われているのです。

便秘に炭酸水が良いと言われる理由はまだある!

便秘に炭酸水が良いとされている理由は、実はまだあります。

 

まず、便秘に効果的とされるポイントの一つに、炭酸水に含まれる「炭酸」が二酸化炭素だからという事があります。

 

二酸化炭素?というとイメージが付きにくい方もいるかも知れませんね。

 

実は、二酸化炭素は腸の働きを良くするという意味で、とても効果的なのです。

 

なぜなら、二酸化炭素は「浸透圧」が高いからです。

 

便秘と言えば、硬便が思い浮かぶ方は多いと思います。

 

そんなカチカチの固まった便が、二酸化炭素が浸透することによってほどよく柔らかくなり、それが便秘の解消を助けてくれるわけです。

 

また、炭酸水の泡は胃酸の分泌を促進してくれるというメリットもあります。

 

それによって、消化が助けられますので、さらに便秘への効果が期待できるというわけです。

便秘に炭酸水!という話に対する注意点は?

「だったら便秘には炭酸水だー!」と、便秘にお悩みの方がガブ飲みする方がいるかも知れませんね。

 

何事もほどほどが大切なのですが、便秘だからと言って炭酸水も飲みすぎると胃や腸に負担がかかってしまいます。

 

適度な炭酸は消化器官を刺激し、血行を促進させることで活性化させます。

 

しかし、炭酸水は刺激物であることには変わりありません。

 

そのため、過剰な摂取は、便秘にとっても逆効果であると言えるでしょう。

 

そして、便秘の症状によっては、炭酸水が便秘をより悪化させることもあるのです。

 

また、便秘にはいろいろな種類があります。

 

そのため、下痢の種類によっては、炭酸水が効かないというケースもあるのです。

 

炭酸水が効かない便秘とは、便秘と下痢を繰り返す痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)です。

 

なぜなら、痙攣性便秘は自律神経の乱れから起きるもので、腸の蠕動運動が活発になりすぎた結果ひきおこされる便秘だからです。

 

蠕動運動が活発になりすぎている方が炭酸水を飲めば、便秘の症状を悪化させることになりかねません。

 

ご自身の便秘の症状に合わせて、炭酸水摂取することをお勧めします。

 

では、炭酸水はただ摂取するだけでいいのか?

 

効果を最大限に引き出すのは、朝起きてすぐに飲むのが一番効果的であると言われています。

 

ただし、胃酸過多と病院で診断を受けたことがある方には、胃に負担をかけてしまう恐れがあるため、朝食後に飲むことをお勧めします。

 

1度に飲む量は100mlを目安にし、朝起きてすぐ、毎食後などこまめに分けて、1日500mlを目標に続けてみましょう。

 

その際、炭酸水はできれば砂糖が多く含まれているものは避け、無糖の炭酸水が良いとされています。

 

自分に合った飲みやすい炭酸水を見つけ、便秘を解消しましょう。

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